とある結論への道。その2

それぞれ独立していますが、とりあえず2部構成。導入は「その1」を参照のこと。
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いろんなことを勉強してわかったことは。
結局、人を幸せにすることなんて出来ないって事だ。
誰かに何かを求める人は、得られたもので自分が幸せになると信じているからこそ、何かを求めるのだけれど。
得られるものは、相手が自分の考えによって、自分には必要がないと思ったものでしかなく。
与えられた側は、相手にとって必要のないものを得ただけ。
相手の幸せにとって必要のないものをもらったところで、それで幸せになれるとは思えない。
「自分を愛するように隣人を愛せ」
「自分がなされてうれしいことは、他人にもしなさい」
この言葉を考えれば、自分が必要だと思わないものを相手に与えたところで、相手がそれで幸せにならないことぐらいわかる。
与える側にしてみても、それで与えられた側が幸せになるなんて、言う事は出来ないってことだ。
よく与える人は、よく人のために悩む。
自分の時間を、他の人の事を考えるために使う。
それも、自分の事のように。
聞けば、こういうのだ。
「それで、周りの人が少しでも幸せになれるのならば、私は、それでいいんだ」と。
さて、じゃあ、何で、与えられる側は、悩んじゃいけないのだろう。
「自分がなされてうれしいことは、他人にもしなさい」とするならば。
何を悩んじゃ、いけないのだろう?
与えられる側において、辛いことは、あっちゃいけないのだろうか?
与える側が「たとえ自分が悩んでもそれで幸せ」だと思っているのならば、与えられる側は何故もっと悩まないのか?
辛いことや、悩むことから逃げようとしなくちゃいけないんだろう?
そう。
辛いことがあったっていい。
別に、辛いことがあっちゃいけないわけじゃない。
辛く苦しいことがあったって、それは当たり前のことなんだ。
それを、正面切って立ち向かおうとせず、辛いからといって押しのけようとしていること自体が、問題なんだよね。
辛いことはあったってかまわない。
ただ、辛いことがあったときに、それに立ち向かっていけるように、心を強くしておかなくちゃいけない。
そう。
誰かを幸せにするために必要なことは、本当はきっとそんな当たり前のこと。
結局、誰かを幸せにしてあげようなんて思ってみたところで、何をしても、幸せにしてあげることなんて出来ない。
出来ることは、心を強くするためのお手伝いであって。
それは、自分で考えてもらえるようにすることであり、考えてもらうときの材料を提供してあげること。
普通に、親が子供に接するように、「なんでだろうね?」「なぜだろうね?」を繰り返し。
そして、その答えを一緒になって考えてあげること。
必要ならば、自分にとっての答えを、教えてあげること。
そして、考える対象になるように、いろんなものを見せること。
そうやって誰かのお手伝いをして、本人が考えられるようになれば。
たとえ本人が考えてみた結果が、悲しいことになったとしても。
それは「しょうがないよね」。
どうすれば、悲しまないですむのかを、一生懸命に考えれば、何とかなるかもしれない。
そうやって誰かのお手伝いをして、本人が考えられるようになれば。
自分に本当に必要なものが何なのかを知り、いろんな選択肢があることを知った上でなら。
それは「自分の好きなようにすればいい」。
本当に自分に必要だと思って選択をするのであれば、きっとその結果を受け入れられると思う。
「心の病気」ってのは。
辛いこと、悲しいことがあって、それを取り除けない状況のことを指すんじゃなくて。
自分自身の力で、考えられなくなることや、行動できなくなることなんだよね。
自分自身で考えて、行動することが出来るようになりさえすれば。
きっと、辛いや悲しいが何でそうなのかの理由はわかるのだから。
もう、辛いことや悲しいことは、なくなったようなものなんだよね。
辛いからといって、それを取り除いてほしいとばかり考えてみたところで。
誰かが取り除いてくれる日なんか、来ないんだから。
自分自身の手で、取り除いていかないと。
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